金は持っているだけでも価値があるものさ

2014/08/22

金が他の金融商品と違う所は、金そのものに価値のあるという点につきます。国家が破たんしても、経済市場が崩壊しても、金そのものの価値は下がりません。 美しい輝きを持つ外見ももちろんですが、金は柔らかくて加工しやすいだけでなく熱伝導性にも優れ、腐食しないという性質によって、太古の昔から宝飾品や工芸品として、現在は様々な工業製品にまで利用されています。すなわち、常に誰かが欲しがるので価値がつくとも言えるでしょう。 世界中のどこででも、またいつの時代でも、人々にその価値を認められていたからこそ、現在に至るまで金は多くの国で貨幣として多用されていました。金本位制の時代が終わり、管理通貨制度となった現在でも、その普遍的な価値から各国の中央銀行は金を保有し続けています。 金は通貨や債券などと違って信用リスクとは無縁なので、まさしく持っているだけで価値がある現物資産だと言えるでしょう。エジプトのファラオや古代中国の皇帝が黄金に囲まれていたのも、この永遠不変の価値があればこそではないでしょうか。